努力の天才を作る2つの名言

どんな天才も、地道な「努力」なしには生まれません。しかし人間の中には「向上心」と共に「怠け心」も同居しているので、なかなか堅実に努力を積み重ねるのも困難です。面倒臭い、という気持ちに負けそうになったとき、頼れる言葉を2つ紹介しておきます。

不満は何も生み出さない

「努力する者は希望を語り、怠ける者は不満を語る」井上靖(作家)

数々の優れた作品を世に残した故・井上靖の名言です。なかなか有名なフレーズではありますが、誰が言った言葉かを知っていた人は、あまり多くないでしょう。

ネガティブな言葉は、何も生み出しません。人間の意識は、8割の潜在意識と2割の顕在意識でできています。「もうダメだ」「無理無理」「どうせ俺なんて」…そんな後ろ向きな言葉は潜在意識に刷り込まれて、その対象への「徹底的な負の感情」を植えつけます。

たとえば「数学ができない」と思い込んでいる人は、どれだけ問題を解いても、根本的に数学が得意にはなれません。物事に当たるときには、無理をしてでも「頑張ろう」「何とかなる」と自分を励ましてください。やがて意識が変わり、努力が苦ではなくなります。

はじめから万能な人はいない

「どんなアーティストも、最初は素人だ」ラルフ・エマーソン(作家・詩人)

かつてアメリカで活躍し、後年の芸術家にも絶大な影響を与えたラルフ・エマーソンはそのように語っています。芸術方面に関心がない人でも、勇気が貰える言葉でしょう。

冒頭にも少し述べた通り、すべての「天才」と呼ばれる人物は、必ず影で地道な努力を払っています。サッカーの本田圭祐選手も、少年時代から誰よりも早くグラウンドに来て、練習をこなしていたそうです。素人をプロに変えるのは、ただ1つ…努力だけです。

努力は、急に結果となって表れるものではありません。しかし、コツコツと続けていれば必ず実を結ぶ瞬間も訪れます。努力をせずに、自分の非才を嘆くのはただの怠慢です。

人間の中には、常に「負けてたまるか」という競争心が眠っています。日本人はとりわけその心意気が強い人種です。だからこそ戦後の焼け野原を、アジアで随一の先進国へと成長させられました。あなたの中に眠る「努力の才能」を、「努力」で開花させてください。