アニメで名言~銀河英雄伝説~

歴史の偉人や現代の有名人の言葉から学べることはたくさんあります。しかし、創作の中にも多くの人の心を動かした言葉がたくさんあります。そんな創作の世界の名言SF小説や戦記小説で有名な田中芳樹の作品「銀河英雄伝説」について見ていきましょう。

銀河英雄伝説とは?

皇帝を中心とした専制政治を行う銀河帝国と民主政治を行う自由惑星同盟の戦いを描いたSF作品です。戦略的な戦いや政治の駆け引きなどから多くの名言がある作品です。

政治の腐敗とは、政治家が賄賂を取ることじゃない。それは個人の腐敗であるにすぎない。 政治家が賄賂を取ってもそれを批判することができない状態を、政治の腐敗というんだ。
自由惑星同盟の名指揮官、ヤン・ウェンリーが同盟内で起きたクーデターを鎮圧したした際にクーデター側に語った言葉です。現実の世界でも政治家の不正が連日取り正されますが確かに個人が不正を行ったのであって、政治全体がおかしくなったわけではなく、中には清廉潔白に政治をおこなう人だっているはずなのだということを考えさせられます。個人の腐敗を理由に全体の腐敗だと大げさにいうのは冷静な物言いではないのかもしれません。

用心しても、だめなときはだめさ。

ヤンは幾度の戦いを勝ち抜きその卓越した軍略から魔術師ヤンと呼ばれるほどの指揮官になっていきます。その名指揮官の一言がこの言葉です。ヤンはけして無理な戦い方は行わない引き際をわきまえている指揮官でした。この一言がその性格を表しています。無理難題に直面したらやれることをやるだけ、あとは流れるまま。諦める時は諦めることも必要なのかもしれません。

百戦して百勝というわけにもいくまい。いちいち陳謝は無用である

銀河帝国側の主人公、ラインハルト・フォン・ローエングラムのセリフの一つです。指揮官としても優秀だった彼は自分が率先して先頭に立って戦いたがる人物ですが、ただの戦いたがりではなく、無意味な戦いは避けるなどの合理的な判断もとれる人物でした。ここのセリフも戦いがどういったものかは理解している彼の器量のあるセリフと言えます。現実でも失敗はつきものです。その時にどんな態度をとるかでその人の器量が問われるのかもしれません。

人が必ずいつか死ぬように、国家だって永遠にして不滅のものじゃない。国家なんてものは単なる道具にすぎないんだ。

本来、軍人ではなく歴史家になりたがっていたヤンですかその彼が国家を語った時の言葉です、長い歴史で国家は幾度もほろんでいることを知っている彼らしい言葉と言えます。現実でも国家が急になくなることは無いでしょうが会社などの帰属する組織が急になくなったりすることはあるかもしれません。しかし、そんな組織も永遠のものではない。人が使う道具の一つと思えば納得できるかもしれません。組織に使われる必要はないのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。銀河英雄伝説はアニメも小説もとんでもなく長い長編ですので名言は山のようにあります。ちなみにアニメは全110話+外伝52話+劇場版3話という長さですがもし気になるのでしたらぜひ見てみることをお勧めします。