勝負できない奴はもう負けている ロックスターの名言

ロックスターの忌野清志郎さん。唯一無二の声と、シンプルでありながら本質をとらえた楽曲を作るカリスマです。2009年に逝去してから現在でも熱狂的なファンをもち、今日もどこかで彼の曲が聴かれています。そんな忌野清志郎さんの名言をお伝えします。

勝負できない奴はもう負けている

――勝負をしない奴には勝ちも負けもないと思ってるんだろ?でもそれは間違いだ。勝負できない奴はもう負けてるんだよ。

小さなずるをしないで真正面からぶつかってゆく、清志郎さんらしい名言です。人は誰でも“負け”を嫌厭します。どのような勝負であったとしても、負けるというのはおそろしくて、恥ずかしくて、みっともなくて、耐え難いことです。だからつい、負けてしまうよりかは、そもそも“勝負をしない”という選択を取ってしまうことがあるのです。勝負をしなければ、勝つことはありませんが、負けることもありません。しかし、清志郎さんはそうやってリスクヘッジをする人間へ向かって、“勝負できない奴はもう負けている”と言い放ちました。たしかに、絶対に勝てると確信している勝負にあえて出ない人なんて、いませんよね。カッコいいだけでなくきちんと的を射た言葉です。

金と権力の限界、人間に与えられた時間の公平さ

――どんな金持ちでも権力者でも朝が来るのを止めることはできないのだ。

日頃ふと“もっとお金があれば何でもできるのではないか”と感じる時がないでしょうか。お金があれば、欲しいものを好きなだけ手に入れる。好きなことだけやって生きてゆける。しかし世の中には、いくらお金や権力があったとしても、絶対にできないことがあります。お金や権力を使っても、朝が来るのを止めることはできません。ほんとうの愛を手に入れることもできないかもしれませんね。このように、金と権力には限界があります。朝が来るのを止められないという点については、あなたもお金持ちも権力者も、みんな同じなのです。また、1日につき24時間という時間は、誰にとっても平等に与えられています。あなたもお金持ちも権力者も、朝が来るのを止めて24時間よりも多くの時間を手に入れることはできません。“時は金なり”という諺のように、私たちにとって価値のある“時間”ですが、実は誰にとっても平等に与えられているのです。お金や権力といった見かけにとらわれず、人間という存在を本質的にとらえた清志郎さんらしい言葉ですね。

癌と闘って

――癌もロックンロールだ ――これも人生経験。この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念したい
――妙に前向きになるのはなぜだろう。心配はしないでくれ。このくらいのことは覚悟してた

癌と闘った清志郎さん。大きな病気ですから、医師から宣告を受けたら誰もが前向きではいられなくなってしまうところ、“癌もロックンロールだ”と力強く言い放ちました。これから闘病をする立場にありながら、なおロックンロールやブルースといった音楽を織り交ぜて語る姿勢に、ロックスターはどんな時でもロックスターなのだと思い知ります。いつもと変わらない清志郎さんの言葉の調子が、かえって涙ぐましく見えてしまう側面もある名言です。

今回は忌野清志郎さんの名言をご紹介しました。永遠のロックスターである忌野清志郎さんの名言を参考に、人生がより豊かになるといいですね。