孫子の兵法 ~現代にも使える珠玉の言葉~

皆さんは孫子をご存知ですか?紀元前500年ごろの中国で活躍した孫武がまとめたと言われている兵法書です。ナポレオンや武田信玄などの多くの歴史上の偉人が読んでいたとも言われ、第一次世界大戦で敗れたドイツの皇帝ヴィルヘルム2世は戦後に孫子を読んで20年早く読んでいれば、と後悔したというエピソードがあります。でも戦争の本なんでしょ?と思う方も多いかと思いますが、人間関係など現代人にも通用する言葉が孫子には書かれているのです。

彼を知り己を知れば、百戦して危うからず

孫子を読んだことがない人でも、もしかしたら聞いたことのある言葉かもしれません。簡単に言えば相手のことを知っていて自分のことも分かっていれば、何度戦おうと負けることは無い、という言葉です。相手を知っていて自分を知らなければ五分五分、相手も自分のことも知らなければ戦うなとも孫子は言っています。現代人的に言いかえれば相手と仲良くなりたい時にはまず相手のことを知ることから、と言い変えられるでしょう。自分の事ばかり知ってもらおうと話しかけても相手には不愉快な思いをさせるかもしれません。自分がどんな性格かもわからずにいてはきっかけすらつかめません。まずは自分を知り相手を知ることから始めてみましょう。

善く戦うものは人を致して人に致されず

戦いの上手いものは相手の作戦に乗らずこちらの作戦に乗せるといった意味合いです。要は主導権を持つことの重要性を説いた言葉です。人間関係においても重要なことですが、こちらに主導権があれば他の人に振り回されることはありません。頼み事や買い物での値段交渉を行うときなどでも事前に情報をつかんでおいて会話の主導権を握っておけば物事は有利に進めます。主導権を握ることが上手い人だと、相手が自分を動かしていると見せかけて裏では自分が動かしていることなんかもできるでしょう。

この二つを上手く使うことができれば、人間関係において不覚をとることは無いでしょう。

この他にも多くの事を孫子は語っています。その基本は行動を起こす前に事前に準備を行っていかに被害を少なく戦争を進めるか、につきます。現実主義に基づいたその言葉は現代の人でも応用の聞く言葉ばかりで、今ではビジネス書として多くの経営者にも愛読されています。それは戦争や経営だけでなく人間関係においても有効活用できるでしょう。

男女の関係にだって孫子は活用できます。相手の好きなものや苦手なものを知っていれば主導権を握ることができますし、会話も上手くいくようにすることだってできます。自分のことを理解していればどんな女性が落としやすいかなど、デートの時も現地の情報を仕入れ、内容が相手の趣味に合っているかなどを調べることだってできるでしょう。

もし、己を知らず、つまり自分の状態を把握していなければ急な不利に陥ることも。夜にいい雰囲気になっても下半身の元気がない、実はEDだったなんてなってしまえばいらぬ恥をかきます。そういったことにならぬよう事前にバイアグラなどのED治療薬を用意しておくのです。孫子は戦争を行う前の準備が最も大切だと語ります。戦いは起こる前にどれだけ情報をつかんでおくかで勝敗が決まるのです。